第一章
5.パイプと執筆生活
 

「執筆生活のススメ」


これから幾つか、執筆生活について紹介して行く事になるのだが、まず最初に執筆生活をお勧めする理由から書いて行こう、それが下記の三つだ。

① 執筆が事の他「時間を潰す」のに適している事。
② 場所や機材などが最小限で済む事。
③ 元手、すなわち「お金」があまり掛からない事。


中々魅力的な(貧乏人にとって・・・・・・)理由が並んだ訳だが、ただしその代償として執筆生活は、入りやすく物にはなりにくい、ほぼ100%趣味で終わる覚悟は必要だ。
リビングショップ安藤さんのサイトで掲載してもらえるなどは、極めて幸せな境遇と言って過言ではない。
しかし、何はともあれ執筆生活、気を付けて取り組む限りは、怪我をする事もなく時間が潰せ、知識とスキルは向上するので、無難な文化(趣味)の筆頭候補ではある。
それでは幾つか、執筆生活を送るためのコツを紹介して行こう。


とは言え、私の本業はしがないサラリーマンであり、専業の文筆家と言う訳ではない。
また、文学部卒とか小説家養成学校で学んだとかの肩書きは一切無い。
もっとも昔、独学でかじった占い「四柱推命(しちゅうすいめい)」で占うと、吉凶星に「文昌貴人(ぶんしょうきじん)」があり、芸術方面や文章に秀でる吉星となってはいる。
お恥ずかしい話だが、若い頃は人並みに占いに凝った事もある。
ちなみに四柱推命とは別に、今でも時々使う「易教」でこのパイプ物語2を観てみた。
結果は地雷復(ちらいふく)の六三と六五。
占い方は擲銭法(てきせんほう)、十八変する本筮(ほんぜい)には及ばないが、三変しか行わない略筮(りゃくぜい)よりはくわしくみる事ができる。
解釈は、観る人が見ればわかるが、地雷復の六五でみるか、水火既済(すいかきさい)に変じるかは好みと言える。
どちらで解釈しても概ね吉には違いないが・・・
話が少々暴走気味だ、本題に戻ろう。

そんな事情なので、パイプ物語を連載したり書籍を出版したりする為に、インターネットから文筆の為の情報を集め、見よう見まねで執筆生活を送っている。
すでに著作権の消失した名作を集めた「青空文庫」や、無料で作品を発表できて、無料で様々な作品が読める「小説家になろう」サイトに、小説を書くためのノウハウが紹介されているサイトなど、随分とお世話になった。
そんな経験を踏まえ、執筆にとって最も大切な事を紹介しよう。
小説を執筆する為のハウ・ツーはそれこそ山ほどある。
まずは物語のアウトラインの組立。
次に世界観やキャラクターを、シッカリと設定する事。
執筆技術的には、一人称視点で書くのか、三人称視点を交えるのかなど。
そんな中でも度々登場する、とある心得がある。
それが「毎日欠かさず執筆時間を確保する事」である。
特に才能があるとか無いとかに関わらず、誰もが実行可能な心得ではあるが、これが執筆を続けるのに最も効果が高いと個人的に思っている。
ただしこんな単純で簡単な事ながら、毎日欠かさず実行する事はそれなりに「我慢とやる気」が必要となる。
継続は力なりの諺通り、創作活動は自分との戦いである。
その中で最も初歩にして効果が高いのが、執筆時間の確保である。
名前は失念したが昔の文豪に、執筆時は必ず正座し、机をはさんで向かいには妻と娘を座らせる、これを日課にしていた者がいたそうだ。
これなど一見、古き時代の厳格な父親像にも見える。
しかし、本当のところは違っていたのではないかと思っている。
以下は私の勝手な憶測になるが、自分を律しなければならない執筆作業において、自分自身に負ける事が無いよう、がんじがらめに己を縛る、その環境づくりに家族の協力を仰いだのではないかと思う。
簡単に言い直すと、自分の弱さをカバーできる環境を、家族の協力で整えたと言う事か。
しかしこの方法は、余程家族の理解がなければ出来ない所行ではある。
生活の糧を稼がなければならない職業作家ならいざ知らず、趣味として文化生活を送る目的の我々にとって、この様な窮屈な方法はストレス以外の何者でもない。
しかし安心してほしい。
このような執筆時間を確保する為の努力、パイプスモーカーやシガースモーカーは縁無き衆生である。
何故なら、もとからしてパイプにしろ葉巻にしろ満足な喫煙をしようと思えば、少なくとも一時間前後の時間を確保しなければならないからだ。

一日の中で一時間を確保する、これが執筆目的であった場合、中々骨が折れる作業である。
雑多な日常の中で、執筆に臨める落ち着いた時間を確保する。
それこそ、雨の日も風の日も、少々疲れている時も、創作意欲が湧かない時も、話の続きに行き詰まった時も、版で押したように机の前に座る。
この姿勢が物書きになる為の第一歩、必要条件であるが、私のような専業でも職業作家でもない、ただの素人作家崩れ風情には苦痛以外の何者でもない。
しかし、こんな苦痛を伴う作業もパイプ喫煙を中心に考えると、全てが逆転する。
まずは今晩楽しむタバコを想像し、喫煙できる時間を計算した後、タバコと時間に見合ったパイプを考える、その内に気持ちはソワソワし始める。
まあこんな感じで、喫煙時間が待ち遠しくなる事もしばしばだ。

ゆったりと紫煙を漂わせながら執筆をする。
調べ物をしたり本を読んだり、企画を練ったり空想にふけったり。
もちろん傍らの水筒にはコーヒーが入っている。
たまには疲れて居眠りしたりする事もあるのだが・・・・・・
まあ居眠りはともかくとして、文化的生活を楽しむには「一人自分と向き合う」、そんな時間も必要である。
もっともパイプを満喫しているのか、執筆に勤しんでいるのか分からなくなる事もあるが、この辺りについては何の問題もない。
日々喫煙の時間を確保出来ていれば、自然に生活の中に執筆を中心とした文化が根付いて行く事は間違いない。
パイプスモーカー面目躍如の場面である。
さて、長々と執筆時間の確保について書いてきたが、次に必要となってくるものがある。
それが執筆スペース。
そんな訳で次は喫煙に必要な・・・・・・
おっと言い間違えた、執筆に必要なスペースについて書いて行こう。


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