1.ルイ・ロペスの「パイプ物語3」

第四章 形から始める「文豪気分」、この章の目的は「異文化の融合」もしくは交流だ。

ルイ・ロペスの「パイプ物語3」が、読書や執筆などの文学にあまり興味が無かったパイプスモーカーの、サイトに立ち寄る切っ掛けになればと考えております。

ついては、以前インターネットで掲載していたシリーズ名を、フラッグとして持ってきた事を、あらかじめお断りさせて戴きます。

また、この章の目的が「異文化の融合」ですので、パイプ喫煙が創作の小道具として、役立つ事を願っております。

 

「ルイ・ロペスのパイプ物語」

当時使用していたハンドルネーム、「ルイ・ロペス」の由来から。

インターネット草創期、お気に入りだったホンジュラスの安葉巻(ショートフィラー)、その名前が「ルイ・ロペス」だった。

 

「ルイ・ロペスは、16世紀のスペインのカトリック司祭であり、チェスの名プレイヤー。
現在は、チェスのオープニングとして有名である。」

 

時代は1995年、日本のインターネット元年。

次々と開設され始めた個人のホームページ、その中に葉巻のサイトが幾つかアップされた。

そこから特殊喫煙のブームが起き、全国のタバコ屋も次々とホームページを開く事となる。

そんな最中(さなか)、安くても美味しい葉巻が次々と現れる事となり、ホンジュラス産の葉巻が頭角を現す。

その中でも最も安価で、サイズも手頃だったのが「ルイ・ロペス」だった。

もっともショートフィラーなので、ロングフィラーのプレミアムシガーに比べると、格は落ちるがその分価格は手頃になる。

それでも機械巻きではなく、オール・ハンドメイド。

葉巻用語(スペイン語)では、「トータリメンテ・ア・マノ」だった記憶はある。

話題がハンドルネームから葉巻に逸れたので戻そう。

当時、葉巻関連のサイトが次々と立ち上がる中、同じ特殊喫煙であるパイプのホームページは大きく出遅れていた。

これは、葉巻とパイプの文化が違う事に起因するが、この辺りの事情は後ほど、「不確定性原理」で解説する事として話を進めよう。

そんな、遅々として進まないパイプ喫煙サイトに業を煮やし、当時最もホームページに力を入れていたタバコ屋と組んで、連載企画を立ち上げた。

これが「ルイ・ロペスのパイプ物語」の成り立ちである。

月2回の更新で、ハウ・ツー物とティスティング(煙草レビュー)を交互に掲載し、2001年4月の開始から2005年9月まで。

その後「ティスティングノート」に場を移し、2006年3月から3年程連載した。

しかし、練習を兼ねた企画だった事もあり、今読み直すと「ヘッタクソな文章」である。

今でも大して変わりはないが・・・・・・

どうも、頭にある言葉をパソコンに殴り書きすると、「おかしな英文法」的な言葉の並びになる。

今となっては、文章を書く時間より、推敲に時間を取られるのが現状だ。

どうやら日本語は、口語体と筆記体との間に、大きな隔たりがあるのだろう。

まあ文章の下手さ加減はともかく、しばらくはパイプ喫煙の話題にお付き合いの程を。


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