ルイロペスのテイスティングノート47 コルツ・ゴールドデラックス

不定期発行
11月06日号

原作　ルイ・ロペス
作画＆管理　店主

コルツ・ゴールドデラックス

製造国　デンマーク
タイプ　ヨーロッパ
価格　　９００円
内容量　４０ｇ
形態　　パウチ

安タバコの第二段として持ってきたのが、このコルツ・ゴールドデラックス。
最初に持ってきた「アメリカンミクスチャー」の味わいで、容易に見当の付くタバコである。
アメリカを代表するブラック＆マイルドに対する、ゴールド＆マイルド、キャプテンブラックのゴールド。
タバコのブレンド、味わいのコンセプトは概ね同じ路線を踏襲している。
ただしアメリカンミクスチャーでも見られた傾向であるが、あくまでもブレンドはミクスチャーであり、ブロークンフレイク然としたタバコの姿は見えない。
また香り印象とも、代表的なアメリカのタバコに比べて、ガツンとした甘さは無い。
どうやらコルツシリーズは、デンマークタバコがプロデュースしたアメリカ向けブレンドらしく、アメリカンミクスチャー同様、デンマークのヴァージニアを土台にしたタバコの様である。
従って、甘い味わいを求めるスモーカーには、やや物足りないかもしれないが、甘さが押さえられている分、ナッツ系の香り・味わいが強く感じられる。
弱めなバーレーの刺激と言い、強めなナッツ感と言い、「甘ければすべてＯＫ的」なアメリカタバコとは一線を隔している。
まあ、所詮デンマークタバコなので、濃厚なヴァージニアの味わいは求められないものの、ナッツ系の味わいはヴァージニアとの相性が良い。
多少バーレーのザラツき感や味わいが気になるところだが、サッパリとした葉タバコとナッツの味わいを気軽に楽しめる味わいとなっている。
値段からすれば十分に有りである。

テイスティングノートでは、皆様のテイティング感想も掲載させて頂く予定です。
一銘柄ごとUP後に、当方までMailにてお寄せ下さい。
なお、不適当と思われるものは掲載をお断りする場合も御座いますので、予めご了承下さい。

目次へ戻る