ハーフ&ハーフ

2001年6月15日号


製造 アメリカ
アメリカタイプ
売価 750円
内容量  50g
形態   パウチ包装
 
昔から変わらないツートンカラーの斬新なデザイン、古き良きアメリカを感じさせてくれる。
そして、袋をひっくり返すと、わずかな違和感を感じる。
良く見ると、パウチ包装の定番とも言える、袋が開かない様に止めておく為の、シールもテープも付いていないのである。
一体どうやって開封した袋を止めるのか、その秘密は両面テープ。
袋を開けると、そこには2cm角くらいの両面テープの様なものが貼ってあり、マジックテープの役割をしている、この形状の袋止めは、ハーフ・アンド・ハーフだけであろう。

さっそくタバコの臭いをかいでみる。
まさにアメリカを代表するタバコにふさわしい、古き良き時代のアメリカを思わせる香がする。
薬草臭を含んだようなシナモン臭、それとタバコの香、しかしあまり甘さは感じない。
味わいは、ハーフ独特の薬草味を含んだシナモン臭、このチョット形容しがたい香に、ココア様の甘いコクが出てくる、タバコそのものの匂いと比べると、思ったより甘いと言った印象である。
そして、あえてこれを一言で表現すると、メイドイン・アメリカの、京都銘菓「やつはし」、ちょっと苦し紛れだが、当たらずと言えど遠からずであろう。
咽越しは、少々辛いが、甘味もコクも感じられ中々良い。
もしかすると、ハーフ・アンド・ハーフは肺に入れる喫煙に向いているパイプタバコではないかとも思う。
軽い煙の割には咽への刺激が強く、吸い込んだ時の満足感が強い、この刺激がバーレー葉特有の、バーレーキックと言うものであろう。
強さはライト・ミディアム、火付き火持ちが良く、初級者でも吸いやすいタバコではあるが、甘さはそれ程強くない。
しかし、よーく味わっていると、後口にアメリカの紙巻タバコ特有の、鉛筆の芯を思わせる味わいが残る様に感じる。
もしかすると、アメリカタイプのパイプタバコの特徴とも言える、バーレー葉配合率の高さが原因となっているのではないだろうか。
これによってバーレー葉そのものの味わいが出てくる、こんな所にハーフ・アンド・ハーフで感じる鉛筆の芯を思わせる味わいの、正体があるのかもしれない。
古き良きアメリカを味わって見たい、と言う人にはお勧めである。


ただし、姉妹品である「ハーフ・アンド・ハーフ ライト・アメリカン」は、製造がデンマークで、味わいも別物と言って もよいと思うので、気をつけてほしい。

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