
| ファーストコンタクト(スモーキングODASAGA) |
2001年5月04日号 |
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いやー! やっぱり東京はいい。 一体何がいいのかと言うと、品揃えの豊富なタバコ屋が多い事である。 ご多分にもれず、私も地方出身者なので、パイプタバコを売っている店を探すのに苦労した口である。 そして、たとえパイプタバコを置いてある店を探し当てたとしても、その品揃えは東京のタバコ屋には及ばない。 今日は、たまの日曜日、幸な事に天気も良い、地元(大和市付近)のタバコ屋でも覗いてこようと思い立ち、スモーキングODASAGA(小田急相模原)と洒落こんだのである。 |
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急行の止まらない小田急相模原は、さほど大きな駅ではない、そして駅を出て見回しても、目を見張るほどの大きな建物は見当たらない。LS安藤さんのサイトで調べた地図を頼りに北側のロータリーのある方におりてみて、なるほどと感心した。 大きな建物が無い代わりに、中小の商店が林立する、そして人通りも多い、地元に愛され、支えられているパワーが感じられる街である。 |
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さて、今日のパイプはアウトドアスモーキングなので、ジュース対策バッチリのロンソンシステムパイプ。 タバコは深まる秋に合わせた「ワイルドギース」、豊穣の秋、「サニーフレーバー」と言われるドイツのタバコである。 おもむろにパイプにタバコを詰めて、火をつける、落ち着いた雰囲気のコクのある香が広がる、そしてパイプをくわえたまま、おそるおそる歩き始めた。 |
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しかし見知らぬ土地でのアウトドアスモーキングは、何度経験しても照れ臭いものである、まわりの視線が気にならない風を装い商店街のアーケードをくぐる。 |
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パイプの中の煙を一吹きしてパイプを持つ左手ごとオーバーのポケットに突っ込んだ。最初に店頭に並べられた日用雑貨が目に入る、奥行きもあり品揃えも多そうである。 そしてタバコは向かって左、自販機と昔ながらのタバコ屋の窓、そしてその前に申し訳なさそうに置かれた灰皿、以外と小さいと言うのが第一印象である。 しかし心配ご無用、一歩店内に入れば、一間はゆうに越えるレジカウンターの周りに、所狭しとばかりにタバコが並べられている。 葉巻なんか収まり切れずにはみ出して置いてあるくらいだ。 「いらしゃい!」元気なあいさつである。 オヤッ、以外と若い(お世辞なんだが)作者さんに違いないと思い、「あのー、昨日電話した者ですが。」と話かけた。 一瞬考え込む様な表情になったが、すぐに相好を崩し「ああっ、お電話いただいた方ですね、チョト待ってて下さい。」と言って、タバコカタログを取りに奥に入って行った。 そして、カウンターに戻るなりカタログをめくり始め、あーでもない、こーでもないとタバコ談義が始まった。 作者さんの言葉の端々には、タバコに対する愛情が感じられる。 「また始まった 。」と言った面持ちで、チョット仏頂面のおじさんが荷物を抱え店の奥に入って行った、作者の父親である。 ちょっと見は、とっ付きにくそうに見えるが、なかなかどうして、タバコにも詳しいし、優しい、おやじさんである。 ひとしきりタバコに関する話をしてから、アンフォーラ・フルアロマティックとタバカレラ等数点を購入し、店を後にしようとした。 「ありがとうございます。またお越し下さい。」と、お客さんと親しげに会話をしていた女性に声を掛けられた。 作者の母親である、話好きで、笑顔の似合う美人とだけ言っておこう。 「またおじゃまします。」と軽く会釈をし、商店街へと歩を進めた。 そして、左ポケットからパイプを取り出し、おもむろに火を付けた。 「また、タバコがなくなったら来よう。」と、買ったばかりのタバコを鞄にしまいながらそう思った。 |
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