
| 29-2 スモークイン 飛鳥・ロックン |
2004年9月4日号 |
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スモークインの第二段は、テイスティングを兼ねて桃山についで話題性のある飛鳥、それに歴史が古いロックンチェアを加えてみる。 どちらも、私がパイプを吸い始めた当初から田舎町のタバコ屋でも購入できた。 それなりにお世話になったタバコである。 |
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ロックン・チェアー2 製造 デンマーク アメリカタイプ 売価 810円 内容量 50g 形態 パウチ包装50g |
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早速50gのパウチとなったロックンチェアーUを手に取ってみる。 しかしその香りは開封する前から明らかに違いが分かる。 開封後、改めて香りを確認したが、正直言ってベースタバコに違和感が漂う。 確かに、ロックンチェア独特のココア風特殊な香料臭はするのだが、ベースタバコが異様に甘い。 ロックンチェアーは、桃山や飛鳥に比べ、ブレンド自体は単純なので、よりベースタバコの特徴がはっきり感じる。 その第一印象であるが、マックバレンと言うより、チョッとガムっぽい雰囲気のある、ポッシェル社のゴールデンブレンドに近い印象である。 しかし、何故デンマークタバコでありながらドイツ物に近いのだろう、しかもボルクムリーフのベースタバコとは明らかに違う。 そして、色々考えあぐねた末、導いた答えがこれだ。 スウェーデンマッチ社の、もう一つのブレンド「メローブリーズ」 これはボルクムリーフのバッサリとした、どっちかと言うとヨーロッパの紙巻に近いベースタバコとは一線を隔し、若者向けに開発された甘酸っぱさを基調としたタバコである。 まあ今風と言えば今風なのであろうが、比較的タバコとしてはベーシックな味わいだったJT物のベースタバコに比べ、癖が強すぎると感じる。 従って、このロックンチェアー、癖の少ないベースタバコに乗っかっていたココア風の香りが、ベースタバコの味わいに負けてしまっている印象だ。 しかも、メローブリーズシリーズに使われている香料は、ワイン・ベリー系・チェリーであり、全て果物である。 柑橘系を始め、果物に類する香料にメローブリーズの甘酸っぱいベースタバコは合うかもしれないが、ココアには合わないのじゃないかと邪推する。 まあ、それだけ味わいは幅が出来たとは思うが、どんなもんだろう。 |
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飛鳥 製造 デンマーク イギリスタイプ 売価 1,800円 内容量 100g 形態 丸缶 |
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マックバレン製のイングリッシュミクスチャー、缶は存在感のある100g、値段も少々お高くなっている。 以下はここだけの話であるが、とある所からの面白い情報を入手した。 もっとも、その真偽の程は確かではないが、マックバレン社は最初「イングリッシュミクスチャーは作りたくない」と拒んだそうだ。 しかし、JTからの再度の要請を受け、作る事になったそうである。 確かにマックバレンにもラタキアブレンドなる銘柄はあるが、これはミクスチャーではない。 しかもラタキアブレンドと言っても、ベースタバコ、ラタキア、それに確かキャベンディッシュを加えて、ロール状に圧搾して熟成させている。 従ってその味わいはイングリッシュミクスチャーとは別物になっている。 このタバコを称して「ポークビッツ」と言った人がいるが、言い得て妙である。 マックバレンのラタキアブレンドは、ラタキアを楽しむ為のタバコと言うよりは、ウィンナーと同じ感覚、すなわちタバコにスモーク感を加える為に使われている様に感じる。 話が脇にそれたので元に戻すが、マックバレン物の飛鳥は、マックバレン社初の本格イングリッシュミクスチャーと言えよう。 しかし、ロックンチェアーを先に持ってきたところで、読者は不安を持ってほしい。 そう、この飛鳥も吸ってみたが、ベースタバコはロックンチェアーと一緒の様である。 取り合えず外見上だけでも確認してみたが、ラタキアは当然入っている、更にじっくり観察すると、少し枯れた感じの緑掛かったタバコも少量ブレンドされている。 多分これはターキッシュだろう。 JTサイトで紹介されていた暗色火干葉に関しては良く分からないが、ベースタバコ以外は基本的に同等なレシピである事は間違いない。 しかし、イングリッシュミクスチャーに使うには、このベースタバコは癖が有り過ぎると感じる。 ん〜、少々悩むところであるが、このマックバレン物の飛鳥。 これを一言で表現すると、ドイツ風飛鳥とでも言おうか。 これでも見当が付かないのであれば、ドイツのラタキアブレンド、フォンアイケン社の「プライベートクラブ」これほ少しJT物の飛鳥にプラスした雰囲気と思ってもらっても、それ程はずれてはいないと思う。 まあその分、ラタキアが苦手な人にも吸いやすくなったと言えるのであるが、飛鳥にイングリッシュミクスチャー(線が細く、甘さを強調したもの)を求める人には、少々期待ハズレになるかもしれない。 最後に今回のスモークインでテイスティングした、マックバレン製造になった元JTタバコの総括であるが・・・・・・・・・ 一言で言って、ベースタバコが変わる事が、どれほどパイプタバコの味わいに影響するか、それに尽きると言う事であろうか。 それでも、レシピの構成はJT物に準じているので、雰囲気は味わえる。 後は、個人々々のタバコの好み、これに委ねられる事になると思う。 |
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