
| 12-2 ダンヒル・ロイヤルヨット ラットレイ・レッドラッパリー |
2002年3月15日号 |
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ダンヒル ロイヤルヨット 製造国 イギリス |
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ウェールズの皇太子が所有するヨットにちなんだ名前を持つタバコで、バージニア葉を丹念にブレンドした、非ラタキア系イギリスタバコの、代表選手的な一品である。 |
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《ラットレイ》 チャールズ・ラットレイにより、スコットランド、パース市、ハイストリートで営業しているタバコ店のオリジナルブレンド。 当時のパイプスモーカーから絶賛されたと言う、曰く付きのタバコである。 現在日本で購入できるパイプタバコの中で、価格、クオリティーとも、最高水準に位置する、古典的なイギリスタイプと、言えそうなシリーズである。 良質なタバコ葉と、絶妙なブレンドで作られたこのタバコ、非常に上品で上質な味わいの中に、ベテランパイプスモーカーをも驚かす、ブレンドの妙がキラリと光る、そんな賞賛に値するラインアップである。 |
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レッドラッパリー 製造国 スコットランド タイプ イギリス 価格 2,000円 内容量 50g 形態 丸缶 |
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カタログには、柔らかでデリケ−トな調和の取れた喫味で、典型的イギリスタイプの味わいとの説明がなされている。 ラットレイシリーズの中で一番ラタキアの配合が多いとされているタバコであり、海外での評価も高い楽しみな逸品である。 しかし以外な事にも、缶を開けてみると、ティンノートは思ったよりラタキアが強くない。 ややフルーティとも取れる落ち着いた甘い香りに、穏やかな燻臭が立ち上ると言った趣がある。 とりあえず一服、かなり甘さを感じるラタキアで、火付きも火持ちも上々だ。 キザミはやや細めのミディアムカットで、適度な水分を含んでいて、イギリスタイプにしては喫煙がし易いタバコではないだろうか。 私感ではあるが、ラットレイは、ややトーンの高いミディアムなタバコの味わいもさる事ながら、ハッキリとした香り立ちを主張しているタバコだと言う印象が強いが、このミディアムなカットは、その香り立ちの効果を狙ったものかも知れない。 |
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そしてこの味わいをあえて、無理やりにでも表現すると、日本酒である。ラタキアがブレンドされたパイプタバコは数多くあるが、一種独特の香りを持つこのタバコ、賛否両論はあるとは思うが、JTタバコの「飛鳥」がこれに良く似た香りを持つと思っている。 もっとも、香りの上品さや一体感のあるブレンド、煙のキメの細かさ、味わいに嫌味な要素が感じられない等の所は、ラットレイが数段良いのであるが、それでも同じ系統の香りを有していると思えてならない。 その原因は何なのか、ここで「飛鳥」のブレンドについて触れてみよう。 タバコの缶や、ネットで調べてみるとその葉組は、バージニアおよびラタキア葉を主体に、暗色火干葉、もしくはターキッシュがブレンドされていると書かれている。 この中で「ターキッシュ」と言うタバコが引っ掛かる。 勉強不足のせいか、ターキッシュの正体は分からず仕舞いであるが、どうやらこのあたりが臭そうである。 もしかすると、このレッドラッパリーにも、ターキッシュがブレンドされているのでは無いだろうかと愚考する次第である。 そして吸い込んで行っても味わいが崩れたり、雑味が出てきたりする事が無く、初めのやや軽やかな甘い香り立ちから、徐々にしっかりとしたタバコ感が出てきて、満足度の高い美味しいタバコだと思う。 キャラクターはミディアムヘビーぐらいであろうか、クラスは、ブレンダーの腕前を感じさせてくれると、賞賛する人もいる逸品であるので、ベテラン・パイプスモーカー向けの逸品と、行きたい所である。 |
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