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シガーうんちく講座

シガー うんちく講座

タバコといえば紙巻タバコが主流ですが、現在、”シガー”は男女を問わず、ブームとなっています。
”シガー”とはどんなものなのか?どういう風に喫うのか?こちらのページからご案内します。


葉巻タバコ(シガー)の構造と名称
 
・てん充葉(フィラー)
シガーの基礎となる葉で、芳香と風味それに燃焼姓を持つもではなくてはなりません。
形には、ショーとフィラー(葉を一定の大きさの小さい葉片に砕いたもの)と、ロングフィラー(葉の原形をとどめたもの)があります。

・中巻葉(バインダー)
シガーの内側を支持するので、弾力に富み香喫味の優れたものを用います。

・上巻葉(ラッパー)
外観の葉だけに、穴や傷、色むらがなく、フィラー・バインダーと調和する香気がある葉を用います。


シガーの代表的な型
 
シガーは普通100ミリ以上のものをいいます。
代表的な型は、ハバナ型とボルナック方ですが、最近はコロナ型やセノリタス型のように円筒形で吸い口に丸みがつけられ、
切り口が直線のシンプルな型に主流が移ってきました。
最近好評なのは、小型(スモール)シガーのセノリタス型か、細身のタイプでリトルシガー(シガーレット)、
紙巻タバコとあまり変わらないミニサイズやマウスピース付きのもの、
チャコールフィルターが付いて大変吸いやすいものが人気です。
なお、リトルシガーは葉巻用葉タバコの刻み、あるいはショートフィラーをてん充刻みとして、
シートタバコなどを用いてシガレットと同一形態に巻き上げたものです。

※シートタバコとは、原料葉を人工的に再処理して紙のようにした、ニコチン含有量の低い原料。シート葉ともいいます。


シガーの区分
現在、シガーの区分に付いては明確に統一されたものはないですが、一般的には次のように分けられます



シガーをおいしく喫うこつ

シガーの上手な喫い方は、何といっても落ち着いた場所で、ゆったりとした気分で喫うことです。

  1. 喫う前に香を楽しみます。
    シガーは何といっても香が命。喫う前に巻き肌の香を楽しみましょう。
    ラッパーが乾きすぎているようなら、舌で口元から先口にかけてなめて喫うこともあります。
  2. 吸い口をカット
    巻きとじをしている方が吸い口です。はさみや、シガーカッターでカットしてください。
    道具の持ち合わせがない時は、手で千切るか、マッチで穴を開けても良いです。
  3. 火はゆっくりと全体につける
    火は先端の外側から中心へとまわしながら、全体に付くように、時間をかけて付けることがポイントです。
  4. ゆっくりとふかすように喫います
    せかせかと喫わないで、ゆっくりふかすように、あくまでもシガー特有の香をじっくりと楽しみましょう。
    なお、煙を喫い込んでもかまいませんが、基本的にはふかすだけです。
    吸い口を歯でかんで味わうのも良いです。持てなくなるまで喫ってもOKです。
  5. 灰は落とさないで
    灰はシガーの香や味を保つ、一種のラジエター的役割を持っています。やたら落とさないように。
  6. 途中で火を消したい時は?
    はさみかシガーカッターで燃焼部分を切り落とし、煙を吹き出しておきます。
    道具のない時は、煙を吹出してから灰皿に置いて、消えるのを待ちます。
    こうしておくと、再び喫っても香や味が変わりません。もみ消さないようにしてください。

シガーの主な原料葉

ハバナ葉
格調高く重厚な芳香と、華麗でまろやかな味わいです。
マニラ葉
甘く広がる温かい芳香、コクとうまみがあります。
スマトラ葉
軽い味わい、ソフトでまろやかな芳香です。
ジャワ葉
甘く広がる芳香と、ソフトでうまみのある味わいです。
フロリダ葉
甘く、穏やかな味わい、うまみがあります。
南部葉
スムーズで、まろやかな味です。

 

シガーの主なタイプ

ハバナタイプ
(ハバナ葉)
ハバナ葉を使用し、上品で格調ある香とうまみ・ふくらみのある喫味が特徴です。
マニラタイプ
(マニラ葉)
マニラ葉を使用し、ふくらみのある甘味が特徴です。
ヨーロッパタイプ
(ジャワ葉、マニラ葉、ハバナ葉等のブレンド)
軽やかな香と、比較的ソフトな喫味が特徴です。
アメリカンタイプ
(ハバナ葉等)
ソフトで独特の香があり、口元に甘味剤を塗ったものもあります。

シガーを楽しむ為の小道具

シガーボックス(ヒューミ・ドール)
シガー専門の保管容器で、湿度がコントロールできますので、品質保存に最適な道具です。
シガーカッター
喫う前に吸い口をカットしたり、途中で喫うのをやめる時に使います。
シガーホルダー
吸い口が濡れてベトベトしたり、汚れた時。シガーが短くなって熱くなる時に便利です。